このブログでも、長期でのインデックス投資が多くの個人投資家にとってはベストな資産形成方法であること、いくつか記事にしてまいりました。よろしければ、こちらをご参考にどうぞ。
また、私自身は、48歳で長年勤めた会社を退社し、現在はFIRE生活を送っております。その経緯は、以下でまとめました。
今回、個人投資家で、長期投資をする上で皆様の有益になるだろうサイトを8つご紹介します。
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
言わずと知れた、超有名サイトです。インデックス投資の草分け的な存在です。
どの記事も素晴らしいのですが、長期投資であれば、このページが一番ではないかと思います。特に以下の心理現象を逆手に利用する姿勢は、よく勉強されているなというイメージです。
例えば、「相場の下落」(認知)に際して、安定していたいという気持ちと相容れない「ストレス」(不協和)を、「安く仕込める」という新しい認知で解消(不協和の低減)しようとしているのです。目的が「ファンドを売らずに我慢すること」であれば、人間の心の歪みでさえ活用して投資継続の一助にしてしまうというわけです。
カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!
続いては、カン・チュンドさんです。こちらの方も、インデックス投資家の大家中の大家です。私もカンさんの書籍は何度も読ませていただいております。
今回の記事で、タイトルから
長期投資って、人生の中でたった一度だけ経験できる壮大なゲーム?
とあります。中身はぜひ、私の説明ではなく本文を読んでいきたいのですが、確かに私もこのゲーム「面白そうなのでやってみよう」と賭けているほうです。
Dr.ちゅり男のインデックス投資
神経内科医のDr.ちゅり男さんのブログ記事です。
このお方の他の記事やtwitterも、シンプルにして強力な長期保有の戦略です。いろいろと考えたり、試行錯誤したところで、パフォーマンスはあがらないのです。
長期投資において、株式を長く保有し続けることがいかに重要か理解しましょう。
どんな暴落に出会っても粘り強く戦い続けることが重要です。
たわら男爵のインデックスファンド投資術
2005年から個別株投資をスタートされております。私とは異なり、インデックス投資から始めずに、長いこと投資を継続されており、この方もかなり信用できるだろうと思います。
4,投資商品を買うときは、お得なサービスを最大限活用すべきである。「お得にバイアンドホールドをしている」という気持ちがバイアンドホールドを続けようという決意を日々強くする。
できることを正しく実践し、あとはその成果を待つ、というごくシンプルな戦略です。戦略がシンプルな分、誤りが入り込む余地が少なく、非常に手堅い戦略になるだろうと思います。
マンモスブログ
続いて、投資歴16年目の会社員ブログです。16年ともなると、私とほぼ同程度の投資歴でまた、資産3000万円で実現損益1140万円とのこと。これからも期待できそうな方です。
ずばり、長期投資が最強の戦略と明示されております。
インデックス投資での頻繫な損切りは、保有期間が伸びない原因の一つです。
(頻繫な利確も保有期間が伸びない原因です。)
より安く買い戻せるのであれば問題ないのですが、実際問題狙ってそれをできる人は少ないでしょう。
このことから、インデックス投資において損切りは悪手であり、ほったらかしであればそれをしないで済みます。
勉強になります。実際に高いときに売り、安く買い戻す、などはできそうでなかなかできません。そのようなタイミング投資ができるのであれば、インデックス投資である必要もないでしょう。
私自身の経験からも、米国赴任のタイミングで仕方がなく、ETFを売却してしまいましたが、それ以外はほとんど売却したことがありません。
FP✖︎PTでお金と人生設計を真剣に考えてみた
健康寿命とお金という、単に資産形成だけにとどまらない、寿命からもアプローチする長期投資です。
お金から価値を有効に引き出すためには
使える時に使うことも必要です。
過剰な長期投資はお金を有効に使えなくなるリスクが上がる可能性は意識すべきです。
なかなか世の中にはない切り口ではないでしょうか?多くのブロガーは、まだ資産形成をどうするか、というテーマが多い中、お金を有効に使うには相対的に若いうちに限る、ということはその通りだろうと思います。
ただ、実際に私も50目前ですが、これはかなり難しく、ついついお金を使う体験を後送りにしてしまいそうです。なかなか難しいテーマです。
インデックス投資家の老後生活<実践編>
65歳の前期高齢者で、このお方も資産形成を図りつつも資産を取り崩す、という難しい課題に取り組んでおられます。
そんななか、インデックス投資は退屈なものとの記事です。
インデックス投資とは元来、退屈なものなのです。
積み立て設定を決めたら、あとは「続ける」だけ。昔は、投資信託から費用が安いETFへ「リレー投資」したり
このブログ記事も面白いので、ぜひ皆様に見ていただけたらと思います。
私もこのリレー投資というキーワードを昔はよく見かけました。最近ではなかなか聞かなくなりましたが、投資信託で積み立てを続け、資産が大きくなってきたらETFへリレーする、というブロガーが多くいらっしゃいました。
これは、投資信託の信託報酬が0.数パーセントだけETFよりも割高であるのですが、ETFは単位株の価格が高いため、まとまったお金が運用出来たらETFへリレーする、という必要がありました。いまは、例えばeMAXIS slimだけを使えばいいです。本当にいい時代です。
NightWalker’s Investment Blog
2015年にセミリタイアをされており、この界隈ではかなり早いタイミングだろうと思います。また、私もこの方のブログは特に若いころはよく拝見しておりました。
正直、インデックス投資の教科書的な存在であり、このブログを見ていれば、特に書籍などを購入する必要もないくらい情報がまとまっていると当時から思っておりました。
ポートフォリオの育成には、時間がかかるのです。
これまで多くの資産を預金で運用してきた方は、リスク耐性が低い方と思います。
いきなりリスク資産を増やすのは、そういう意味で危険です。
一番最後に、私の一番お伝えしたいブログを持ってまいりました。長期投資というのは、本当に時間がかかるものです、10年、20年と時間をかけて資産形成していくものです。ですので、最近、新NISA枠を「一括投資か毎月積立か」といったテーマでどう埋めていくかの議論がありますが、おそらく大きな違いはありません。それよりも、長期にわたって市場から退場しないことこそ、最も重要で貴重な価値だろうと思うのです。
サマリー
私自身、長期投資で十分に資産を築いてまいりました。ですが、まだ利益確定したわけではありません。これからも、皆様と雨の日も雪の日も長期投資に邁進してまいります。
今回も、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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